西宮のシアエスト司法書士・行政書士事務所が運営する公式ブログです。
相続・遺言・家族信託・成年後見・不動産登記など、暮らしに身近な法律や手続きについて、専門的な視点からわかりやすく解説しています。
お役立ち記事
-
Q.遺産相続後に借金が発覚した場合、相続放棄できますか?
遺産を相続した後に、相続放棄を要するほどの被相続人の借金が発覚することがあります。 この場合、遺産分割が途中であればすぐさま中止するとともに、早急な対応が必要です。 しかし、すでに相続から3ヶ月以上が経過していた場合、相続放棄はでき... -
取締役の役割と責任範囲|仕事をしない取締役には賠償責任も
株式会社を立ち上げ取締役になっても、「何をしたらいいか分からない!」という方もおられるかと思います。 取締役の責任や役割は複雑であるため、知識がないまま取締役になると大変です。 今回は、取締役の仕事や役割、責任範囲などについてお伝え... -
【保存版】民生委員とは? 役割・選ばれ方・活動内容・制度の未来までわかりやすく解説
「民生委員」という言葉を耳にしたことがあっても、どのような役割を担っている人なのか、実際にはよくわからないという方も多いのではないでしょうか。 民生委員制度は、私たちの暮らしに密接に関わる重要な地域福祉制度のひとつでありながら、その具体的... -
遺産分割と相続の違いは?遺産の分け方は民法や判例を参考に
人が死亡した場合、相続が発生します。 相続とは、ある人の遺産(負債・義務を含む)を相続人又は受遺者などが引き継ぐことです。 相続と遺産分割は似ていますが、別の性質を持っています。 相続は自然発生的に起こるものですが、遺産分割は主体的に行うも... -
登記懈怠の過料だけでは済まない!休眠会社のみなし解散について
株式会社の登記は、手続をすべき時から2週間以内に申請するのが原則。 会社にとって登記は面倒な手続ですが、もし必要な登記手続を放置していた場合、 様々な不利益をこうむる可能性があります。 最も大きな不利益は、会社が休眠会社とみなされて... -
相続人が行方不明で連絡が取れないときの遺産分割協議
行方不明で連絡の取れない方(不在者)が相続人にいる場合、不在者を除いて遺産分割協議をしても協議は無効です。 遺産分割は、相続人全員で合意する必要があります。 もし不在者がいるときに遺産を分割するためには、不在者財産管理人の制度を利用します... -
退職後の競業避止義務誓約とその効力・期間について
退職後の競業避止義務とは? 役員や従業員が転職・退職後に競業することを禁止したい場合、会社はどうすればよいでしょうか。 そもそも、在職中の競業については、取締役は法令上禁止義務を負っています。(会社法第356条) また、明文の規定はありません... -
合同会社の定款を自分で作成して会社設立する際の注意点
これから会社を設立しようと考える場合、多くの方が選ぶのは「株式会社」です。 しかし、昨今では株式会社ではなく、合同会社を選ぶ方も増えています。 合同会社は、株式会社と比べて設立手続が簡単です。 そのため、司法書士・行政書士などの専門家に依頼... -
契約書の袋とじは必要?袋とじを省略するコツと便利グッズのご紹介
契約書を袋とじする方法については、インターネット上でも多く紹介されています。 しかし、A4用紙を切ったり糊で貼り付けたりする作業は、意外と手間がかかります。「正直、面倒だな」と感じたことのある方も多いのではないでしょうか。 ではそもそも、契... -
「確定日付のある証書」を公証役場で作る理由と方法。債権譲渡における注意点も
契約を取り交わす際など、確定日付のある証書を必要とする場合があります。 なお、証書とは、『権利義務や事実等を証明するための書類・文書』のことです。 「確定日付のある証書」とは何なのか? どういった場合に「確定日付のある証書」が必要に...