2025年– date –
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住所の「四丁目」と「4丁目」はどちらが正しい?司法書士が解説する正式な書き方
登記や契約書、住民票などで住所を書くときに、「4丁目」と「四丁目」どちらが正しいのか迷ったことはありませんか。一見どちらでも同じように思えますが、実は公的書類では明確なルールがあります。司法書士として日々登記申請や契約書を扱う立場から、住... -
葬儀・納骨・遺品整理。死後事務契約でできること
https://www.youtube.com/watch?v=ds9UTfvOKgk&t=12s みなさん、こんにちは。司法書士の今井です。今日は「葬儀・納骨・遺品整理。死後事務契約でできること」というテーマでお話しします。 70代のおひとりさまから、よくこんなご相談をいただきます。... -
【取締役の権利と義務】〜退任しても終わらない?経営者が知っておくべき責任〜
会社の取締役は、経営の中心に立つ重要な立場です。しかし、「任期が終わったから」「辞任届を出したから」といって、すぐにその責任から解放されるわけではありません。今回は、取締役の基本的な義務とともに、後任が決まらない場合にどうなるのか――実務... -
家族がいなくても安心。任意後見で信頼できる人を選ぶ方法
こんにちは。司法書士の今井です。今日は「家族がいなくても安心。任意後見で信頼できる人を選ぶ方法」というテーマでお話しします。 70代のおひとりさまから、こんなご相談をよくいただきます。 「認知症になったら、銀行や施設の手続きはどうしたらいい... -
遺留分は「家族の安心を守る最後の網」— 減殺請求から侵害額請求へ、その先の“10年ルール”まで
相続のご相談で、私はよくこのような相談を受けます。「父は生前に兄の家の頭金を出していて…それって相続でどう数えるの?」「遺言に“全部長男へ”と書いてあった。私の取り分は?」 どれも、遺留分や特別受益というルールに触れるお話です。少しややこし... -
相続でよく聞く「特別受益」とは?配偶者の特例と主張期間のルールも解説します
相続のご相談を受けていると、こんな言葉を耳にします。「兄は家を建てるときに親から多額の援助を受けていた」「妹だけ結婚のときに支度金をもらっていた」 こうした場面で必ず登場するのが 「特別受益(とくべつじゅえき)」 という制度です。 むずかし... -
自筆証書遺言の方式緩和について、専門家として感じること
「遺言を書こうと思ったのですが、全部手書きでないとダメなんですよね?」これは私が生前対策のご相談を受けると、かなりの頻度で耳にする言葉です。 実際、以前の法律(改正前の民法968条)はとても厳しくて、遺言の全文を自筆で書かなければ無効とされ... -
役所からの郵便物を「開封せずに返送する」方法と注意点
役所から届く郵便物は、ちょっと緊張するものです。開けてみると「税金の通知」や「年金のお知らせ」だったり、時には「裁判所からの書類」ということもあります。 なかには「こんなの要らない」「受け取りたくない」と感じることもあるでしょう。そこで今... -
はじめてでも迷わない「役員変更登記」のやさしい手引き
会社の役員(取締役・監査役・代表取締役など)が変わるとき――。「登記って何をするの?」「どんな書類がいるの?」「うちは取締役会がある?ない?」はじめてだと、わからないことだらけですよね。 でも大丈夫。役員変更の登記は、流れをおさえればきちん... -
公正証書の手続きが、いよいよデジタル化されます(2025年10月1日~)
こんにちは。 今日は、少し先のお話ですが、皆さまの生活にも関わってくる大きな制度の変化をご紹介します。それは 2025年10月1日から始まる、公正証書のデジタル化 です。 これまで、公正証書を作るときには公証役場に足を運び、紙の書類を受け取るのが当...