司法書士– tag –
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生前対策
「あの時、確かにそう言った」は通用しない。司法書士が教える、消える言葉より「記録」を残すべき理由
司法書士の今井康介です。 一般的に、ビジネスや日常生活においては「コミュニケーション能力」が何より重要だと言われます。 相手の意図を汲み取り、その場の空気を円滑にする会話スキルは、確かに素晴らしいものです。 しかし、法律実務の現場に身を置く... -
不動産登記
法務局から「長期間相続登記等がされていないことの通知」が届いた方へ。国が作った「家系図」を無料で活用して、賢く相続手続きを終わらせる方法
「法務局から突然、茶封筒が届いて驚かれませんでしたか?」 ある日突然、法務局から「長期間相続登記等がされていないことの通知(お知らせ)」という書類が届き、不安に感じてこのブログにたどり着いた方もいらっしゃるかもしれません。 また、実家の登... -
相続
相続放棄の期限・できない理由・放棄後のリスクまで|司法書士が“失敗しない順番”を整理します
「なぜ相続放棄?」よくあるケースをイラストで解説 親御さんが亡くなり、静けさが戻った頃に、ふと届く一枚の請求書。 「借金の返済をお願いします」という文字を見て、胸がざわついた――。 相続の場面では、このように“思いもよらない負の遺産”が後から姿... -
相続
令和5年 不動産登記法改正のポイント|相続登記が「単独申請」で可能に【司法書士が解説】
こんにちは。シアエスト司法書士・行政書士事務所の今井康介です。 2023年(令和5年)の不動産登記法改正は、相続登記の迅速化と手続の柔軟化を目的に、大きく変わりました。 この記事では、司法書士の視点から、特に実務に直結する4つの改正ポイントをわ... -
コラム
「生活保護って簡単にもらえるの?」誤解されやすい6つのポイントを司法書士が解説
こんにちは。シアエスト司法書士・行政書士事務所の今井康介です。 「生活保護」という言葉を聞くと、みなさんはどんなイメージを持ちますか?「働いていたら受けられない」「一度もらったら一生続く」など、実際とは違う“誤解”がたくさんある制度でもあり... -
商業登記・企業法務
合同会社の出資金は「資本金」にすべき?「資本剰余金」にすべき?──柔軟で安全な資本設計の考え方
はじめに 合同会社(LLC)を設立するとき、「出資金を全部資本金にすべきか」「一部を資本剰余金に回すべきか」で悩まれる方は多いと思います。実はこの点、法律上の“正解”はひとつではありません。 どちらでも設立できますし、会社法にも「必ずこうしなけ... -
商業登記・企業法務
合同会社の定款で“会社の未来”が変わる──登記実務で見える4つの盲点【司法書士が解説】
はじめに 合同会社(LLC)は、柔軟でコストも低く、家族経営の会社にも人気の法人形態です。 ただ、実務をしているとこう感じます。 「合同会社ほど、“定款の一文”で結果が変わる会社はない。」 相続が止まる、登記が補正になる、思わぬ解散扱いになる──。... -
生前対策
自筆証書遺言の方式が緩和されました ― 改正のポイントと専門家が感じる実務の変化
「遺言を書こうと思ったのですが、全部手書きでないとダメなんですよね?」これは私が生前対策のご相談を受けると、かなりの頻度で耳にする言葉です。 実際、以前の法律(改正前の民法968条)はとても厳しくて、遺言の全文を自筆で書かなければ無効とされ... -
相続
「怒ったほうが負け」は本当? 相続・金銭トラブルで損をしないための【法律家版アンガーマネジメント】
司法書士として、相続や借金、不動産といった法律トラブルのご相談を受ける中で、痛感することがあります。 それは、「法律トラブルの正体は、実は半分以上が『感情の問題』である」ということです。 もちろん、法律には「こう解決すべき」というルールや... -
コラム
「進化論には矛盾がある」は本当?科学の誤解と「変化に適応する」生き方【司法書士コラム】
こんにちは。 シアエスト司法書士・行政書士事務所の代表、今井康介です。 普段は相続や登記といった法律のお話をしていますが、今日は少し趣向を変えて、「進化論」についてお話ししたいと思います。 「進化論には矛盾があるのではないか?」「人は本当に...
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